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2017年3月9日木曜日

体験談㊿(第55回麻酔科専門医認定試験)


元々外傷系3次救急を専門にしいたのですが、最近は麻酔ばかりいるので40半ばにし専門医試験を受けなおしました。
要は鞍替え組です。
救急の専門医はあるので今回の試験は落としも給料に影響はないし、記憶力も落ちるから2年計画くらいで通ればいいやと自分でハードルを下げまくっ気楽に受けました。
とは言え何年もやるのもつらいのでそこはそれなりに対策を講じました。


その1 対策本を買う(3か月前)

字が小さくもう見えません・・・
Kinkosに行っ1冊100円で背表紙を切り落とし、はがき大の紙束にしました。
それを病院に持っ帰り裏表のA4へ拡大コピーです。


その2 標準麻酔科学を買う(3か月前)

元々救急から入ったため、本来なら研修医レジデント時代に先輩から教わっいるような麻酔科の基本的内容が抜け落ちいるので、良い機会なので教科書を買っ通読しました。
いろいろ目からウロコ・・・。


その3 対策本を読む

とにかく一通り読みました。


その4 対策本を見ながら過去問5年分をひたすら解く

5年分には何の根拠もありませんが通常業務もこなさねばならないのでひたすらやるしかありません。
あとは神頼み・・・
小児の心臓や小児の大きな外科は経験がないので口頭で出たら詰みますがセーフでした。 


実技は
・成人の心停止に対するACLS、小児ACLS
・挿管困難患者への挿管
・硬膜外チュービング、TEE
・鎖骨上での腕神経叢の描出、SGカテーテルの挿入と、波形を書
おっさん相手なので「もうできますよね、でも試験なので一応やっくださいね」とは言いませんが、試験官も多少手を抜いくれいる感あり。

口頭試問は
・ASのAVR
・前置胎盤の帝王切開
だったでしょうか。
こちらは普段病院で同僚とカンファでもしいる感じのやり取りになりました。


教訓としは、この手の試験は30代のうちに済ませおくことですかね・・・。
とにかく目がキツイのと記憶力集中力の低下には参りました。
ついでに医局にじっと座ったせいで仙骨が軽い褥瘡になったようでまだヒリヒリします。

よい副作用は、医局で遅くまで勉強しいたので「あんなおっさんになっまでまだ勉強しる・・・」と若手の医者の間で多少評価が上がったことでしょうか。
照れ

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